誰かのために働くという幸せ

WarmRelationの柴崎です。

プロデューサーを辞任し運営から抜けた頃、何をやってもうまくいかない時期が続いていました。

全部自分のせいでした。

お金も人望も信用も全て失い、苦しい状況に陥りどうやったら変われるかを考え行動する中で気づいたことがあります。

誰かのためにではなく、自分の成長・やりがい・お金のために仕事をしていた。

自分の成長や幸せなんて周りは誰も求めていないにも関わらず、振り返れば自分のことばかり考えていました。

相手が何を求めているかを本気で考えず、価値を届けるということの意味を自分は何もわかっていなかったんです。

仕事がうまくいかないのは、相手が求めていることができていないから。

求められていないことをしてお金はもらえない。

喫茶店でアイスコーヒーを注文したのに、大盛りのかつ丼を意気揚々と出されても困る。

自分なりには一生懸命なつもりでしたが、やっていたのはそういうことでした。

接客業の本質は、お客様が楽しさや幸せを感じる体験を提供すること。
これはレンタル彼氏に限った話じゃなくて、人と接するすべての仕事に当てはまると思っています。

お客様の立場になって考えたときに、もしかしたら人生最後のデートかもしれない。

それが流れ作業のようなデートだったらがっかりするし損をした気分になる。

顔が良くても、コミュ力が高くても、知識が豊富でも。それだけでは意味がない。

誰かの人生を豊かにするために仕事をする。

相手を喜ばせた人が豊かになる。

人のことを最優先にしたら、結果的に自分に返ってくる。

この当たり前のことを、わかったつもりでいて全然わかっていませんでした。

自分のために仕事をすると苦痛になる。

でも人のために働くことがこんなに幸せなのかと、この仕事を通して気づくことができた。

全部失いかけてやっと腑に落ちた感覚です。

思い返せばレンタル彼氏の指名を受ける中で、そういう瞬間は今までも度々ありました。

撮影のご依頼を受け、その人の魅力を引き出したくて夢中で準備し考え抜いて、すごくいい写真が撮れて喜んで下さった時。

あの瞬間は間違いなく、自分のためではなく目の前の人のためだけに動いた結果、また会っていただくことができました。

あの時の自分はちゃんと誰かのために仕事ができていた。

できるはずなのに、見失っていました。

僕は「誰かのために」を直接叶えられるレンタル彼氏の仕事が大好きです。

目の前の人の人生に触れて、その人が少しでも幸せになる瞬間をつくれる。

こんな仕事はなかなかないと思います。

僕はまだ、この仕事を両親に言えていません。

特に母は何をやっているかも知らないのに、僕をずっと信じて応援してくれている。

その事実に今まで甘えるだけ甘えてきました。

親孝行がしたいとか、そういう綺麗な話じゃないです。

心の底から母のためになりたい。幸せにしたい。

自分に無条件で愛情を注いでくれた人に恩を返したい。

いつか、たくさんの人の前でこの仕事について胸を張って話している自分を見てもらいたい。

レンタル彼氏であっても息子が誰かのために仕事をしている姿を見たら、きっと親は喜んでくれると信じています。

代表になった今、自分を変え同じ過ちは繰り返さない。

関わってくれたすべての人と、 これから出会う誰かの幸せのためにレンタル彼氏やり続けます。