ミラクルウォーカー(奇跡の人)
皆さんこんにちは。
渡来です!😄
先週ブログを更新するつもりが失念しており、
1週間空いてしまいました。
申し訳ありません。🙇🏼♂️
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さて今日は「ある女性の話」をしたいと思います。
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その女性の名は「アン・サリヴァン」といった。
その女性のお父さんは若くしてアル中で亡くなった。
お母さんも病気になった。
病弱の弟さんがいて、本人もかなり強度の弱視(視力が弱い)だったので、
お母さんが亡くなった後すぐに施設に預けられました。
そして施設に入ってからすぐに弟さんも亡くなってしまうんです。
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どうでしょうね?一人ぼっちで!?
想像していただきたいですが、ベッドで小さくなって、何も食べずに、
「もう命なんかなくていい!」と。
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そんな風に過ごしていた時に、ある掃除婦のおばちゃんが来て、
「ねえねえ。私おばちゃんだけど、あなたのことを想っているわよ!」
無視です。何も反応はない。
でもそのおばちゃんは諦めずに毎回毎回彼女のところに行って、
「アン、あなたのことを愛しているわ!この前ある本でこんな素晴らしい言葉を見つけたの。」
そんなことをひたすら話しかけていった。
するとある時、食べなかったご飯を初めて完食していたそうです。
そこからご飯を食べるようになって、少しずつ元気になって、そして彼女は盲学校に行って、
最終的には主席で卒業するまでになります。彼女が20歳の時です。
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一方で、グラハム・ベル博士(後に電話を発明した人)の奥様とその奥様のお父様が聾唖者(耳の聴こえない人)
だったということもあるのかもしれないですが、当時コミュニケーションというものを研究していた。
そのグラハム・ベル博士の紹介で、耳が聴こえない・目も見えない・そして当時はまだ喋れなかったという
三重苦を抱えた6歳の女の子のところに、アンさんが遣わされるんです。
勘の良い方は分かったかもしれないですが、
そう。その6歳の女の子とはヘレン・ケラーのことです。
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日本ではヘレン・ケラーのことを『奇跡の人』といって、たくさんの教科書になり、
彼女はそこからアンさん(サリヴァンさん)と勉強して、ハーバードにまで行って、
その後たくさん世界中を周って教育家・社会福祉活動家になっていきます。
アメリカではミラクルウォーカー(奇跡の人)というのは、アンさんことサリヴァン先生のことを指していたそうです。
ただ日本に伝えられた時には、まだサリヴァン先生の存在がそれほど知られていなかったため、
勘違いされて、奇跡の人=ヘレン・ケラーという認識が定着してしまったようです。
僕もそう覚えていましたが、多分そのように記憶されている方が多いのではないでしょうか?
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サリヴァンさんはヘレンが50歳くらいの時に亡くなるまで、
何と50年もの間ヘレンの人生に付き添い、ずっと一緒に伴走した!
ヘレンはずっとサリヴァン先生の伝記を書きたいと言ったら、何度も断られたそうです。
「私の人生はあなたの人生と一緒なの!だからあなたの人生を書いて!」と。
何と美しいストーリーなんだろうと心に滲みました。
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最後に生前のサリヴァン先生が残した言葉を紹介したいと思います。
「失敗したら初めからやり直せばいいの。その度にあなたは強くなれるのだから!
人の唇から溢れる微笑みを自分の幸せと感じられる人間に私はなりたい。」
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きっとサリヴァン先生が幼少期に一人ぼっちで、家族も失った意味が、
そうやってバトンタッチして、ヘレン・ケラーさんの中にあって、
たくさんの人の恵みとなって世界中に広まったんだなー。という風に感じています。
このサリヴァン先生のストーリーを通して、
そのように良い言葉、良いメッセージを伝えられる人間になりたいなと感じました。
皆さんの中に、そんな素晴らしい薬、心のワクチンが届きますように!🙏