一万円選書

2021年10月2日

皆さんこんにちは。

渡来です!

                                                 

先日、NHKオンデマンドで配信されていた「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました。🙂

そこで紹介されていた『岩田書店』という本屋の話が

あまりにも素敵だったので、

今回のブログにしました。😉

僕は読書が大好きで、日頃から様々な本を読んでおり、

TVで特集される本屋さんがどんな本屋なのか非常に興味があり、

視聴しました!

                                                 

その岩田書店というのは、北海道のとある田舎町に店を構える小さな小さな本屋さんなんですが、

行列が出来る本屋さんで有名だそうです!🤩

今どき本屋さんに行列ができるなんて想像ができませんが、

その本屋さんには確かに行列が存在しています。

しかし、取材班が実際にそこに取材に行くと、全然人がいない。

インタビューする人が不思議に思い、

「あれっ? 行列ができる本屋さんなんじゃないの?」と。

すると、「いやー。そうなんですよね!でもいつも店にいるのはこんなもんなんですよ。」

といって店長の岩田さんが笑っているんですね。(笑)

「どこにそんな人がいるんでしょうねー!」と言う訳です。

そしたら、そこの本屋は普通に店に本を買いに来るだけでなく、

全国にリモートで待ってくださっている方々がいらっしゃるというのです。

一万円選書というサービスをこの本屋さんでは行っており、

インターネット上にカルテがあって、

「自分は今こういうことで悩んでいる」とか

「こういう家族構成です」とか

「今までこういう本を読んできました」とか

「こういうことに感動しました」

みたいなことを一つ一つカルテに書いて送ったら、

岩田さんが個人のカルテを見ながら、

そのお客様に合うだろう一万円分の本を選んで

その人に贈ってくれるというサービスなんです。

                                                 

これがいつも3000人待ちの大繁盛だそうです。

あまりにも素敵だったので、

僕も頼んでみようと思ったら、一年後まで頼めませんでした。

だから直近では諦めたんですが、機会が訪れたら必ず頼もうと思っています!😀

                                                                                                 

正直すごいすごすぎる

かっこよすぎる。😃

と思いました。

岩田さんの先輩が仕事で失敗して途方に暮れている時、

『俺に合う本を一万円分選んでくれ』

と言われて選んだことがきっかけだったそうです。

                                                            ・

                                                 NHKの、プロフェッショナル仕事の流儀にて特集されていたのが2018年、

3年前に僕は一度これを観ているんですが、

最近またあるきっかけがあって思い出し、再び観てみました。

当時も心から感動して【しゃべれどもしゃべれども】という

小説にはまったのを覚えています。

今になって観てみると、更にこの素晴らしさが染みてきます。

岩田さんは『日本一幸せな本屋です。あんま儲からないけどね!笑』と話しています。

僕もこんな人間になりたい!

                                                 

Warm Relationでもそんなサービスができれば良いなと思っています。

ここでご縁があるすべての方に、

言葉とか、音楽とか、体験とかをその人に合ったもの、時代や今の情勢に合ったものを

選んでいって、それをパッキングして届けていく。

このWarm Relationは具体的な物が存在しないサービスですが、

ここでそんなアートのようなサービスを作り、体現していきたいなと思っています。

本当に幅広い色んな面から見て、そのような時間や空間、体験をパッキングして

あなたに合ったものを渡せたら、素敵ですよね〜!🤣

そんなサービスを目指します!

                                                 

岩田さんは、本というのは”バトン”だと言っていました。

「その人の人生がかかっていて、それを次の人に渡していかなければいけない」

苦しんでいる人には、それを和らぐような何かを届けていく。

その人がここに求めているものを届けていく。

それを一生懸命考え、提供していけるように努めます!💪

今後ともよろしくお願いします🙌

この記事を書いた人