新年のご挨拶として|人を信じるという選択。

2026。

 

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、たくさんのご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。

 

2025年は、皆さまにとってどのような年だったでしょうか。

 

僕にとっては2025年もたくさんの出会いに恵まれ、

数えきれないほどの「感謝の言葉」をいただいた一年でした。

キャストとして、これ以上ないほどに幸せな一年であったと胸を張って言えます。

 

それもひとえに、

僕を認め、必要としてくださったお客様一人ひとりのおかげです。

改めて、心より感謝申し上げます。

 

一方で、この一年は、手放しで喜ぶばかりではない、

自分自身について深く考える時間でもありました。

 

これほど多くの感謝の言葉をいただく中で、

 

「自分は本当に、どれほどの価値を提供できているのだろう?」

 

そんな自問がふと浮かぶことも少なくありませんでした。

 

前回のブログでも触れましたが、

自分の無力さや、独りよがりであった事を痛感する場面も多く、

今どこに立っているのかを確認しながら進んできたつもりが、

いつの間にか足元がぐらつく場所に立っていた、

そんな感覚を覚えた1年でもありました。

 

「空っぽ」だと書いた前回のブログから今日まで、

もがき、迷いながらも、自分なりに必死で駆け抜けてきたつもりです。

 

それでも、ときに立ち止まり、

後ろを振り返ってしまう──

 

そんな一年だったかもしれません。

 

しかし、もがき続けた中で、この仕事について、

一つ確信に近い答えを得られた気もしています。

 

それは、

この仕事はAIにはできない、人と人との関係性による仕事である。

ということです。

 

10年後には、今ある仕事の60%以上がAIに置き換わるとも言われています。

そんな時代の中で、

悩み、苦しむ人に寄り添い、

楽しみを探す人と一緒にチャレンジし、

ときには「誰か」を演じ、

ときには何かのために用意された存在になり、

そして何より、

 

「ここに居ていいんだ」

 

そう感じてもらうため。

その方の為だけのたった一つの承認を届ける。

それこそが逢坂裕の存在意義なのではないだろうか。

 

正解のない問いに向き合い続けるこの仕事は、きっとこれからも「心」が不可欠なんだと思います。

 

それを教えてくれたのは、

理屈でもデータでもなく、目の前で笑ってくれるお客様でした。

 

これからも僕は、

 

人を信じたい。

人対人の間に生まれる爆発するような感情の昂まりを諦めたくない。

  

答えが見つからないままにあっても。

それでもお客様の笑顔と居場所をつくり続けるために。

 

歩き続けていくのだと思います。

 

とはいえ、ChatGPTに代表されるAIが返してくる答えは、

驚くほどに核心を突き、

助けを求める人に寄り添い、

完璧な承認を与えてくれる。

 

正直、すごいライバルだとも感じています。

 

そんな脅威が現れる時代、

この先どうなるのか。

それは想像を絶するものでしょう。

 

時代のうねりは、日に日に大きくなっていきます。

 

それでも、

相変わらず空っぽで不器用な僕にできることはひとつだけ。

 

悩み、立ち止まって、それでもまた前に進んで、

 

あなたの抱える困難に寄り添い、そばに居ること。

 

完璧じゃなくても、去年よりほんの少しだけでも。

あなたにとって温度のある存在で居られるように。

時代のうねりに飲み込まれる、その時まで。

  

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  

逢坂裕