土壇場で実力を出すのに必要なもの

2022年7月12日

久しぶりにブログを書く。
今頭にある事を整理したいから。

キッカケは8マイルという映画。エミネムの実話を元にしたやつ。
恵まれない環境におかれている主人公がラッパーとしてスターを目指す話。
軽く説明しておくと、ラッパーとはステージ上で即興で韻を踏んで歌うアーテイスト。
冒頭、才能のある主人公が本番前に緊張の余りトイレでゲロを吐くシーンで始まる。どうにかステージに上がるも一言も話せずに退場し、観客からは大ブーイングを受ける。そんな主人公が最後は堂々とステージに上がり最高のパフォーマンスをするのだが、その変化の方法は私たちの人生に活かせる物だと思ったので考察してみた

最初は吐くほど緊張していた主人公が人前で堂々と歌える様になった原因はもちろん自信を得たから。一般的によく言われる自信の付け方は成功体験を積むことだが今回はそれではない。だから大事だと思う。
そもそも成功するために自信を付けたいのに、自信を付ける為に成功体験を積むって解決方法になっていない。最初の成功を自信抜きでやらないといけないから。主人公は成功体験以外の方法で自信を付けている。
・負けても大丈夫という自信
ストーリー内では様々な不幸が主人公を襲う。
貧乏で家が無く、親は離婚していて働かず男とセッ○スばかり、仕事はクビになりそうで、恋人をライバルに寝取られ、それに怒ると痣だらけになるまでタコ殴りにされる。
その結果、今までの出来事に比べるとステージ上で失敗する事なんか大した事じゃないと思えるようになり不安が消える。
これは俺もやっていて、不安になったら6階のベランダから下を見る事にしてる。今落ちて死ぬ事に比べたら何も怖くない。高所恐怖症におすすめ。
・自分の好きな自分で居続ける
これは短期ですぐに解決する方法ではないが、一番の解決方法。
ここまで頑張ったんだから失敗しても悔いないよねって状態を作ること。
俺だと、1千万も整形もしてるのに見た目がタイプじゃないって言われるならしょうがないよねって感じ。
最終的に主人公は今まであった不幸を全て受け入れてそんな自分に誇りを持って戦っていた。明日死ぬつもりで今日を生きろっていうのはこういう事だと思う。

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